YOKEからのお知らせ

2024年 年始のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
昨年は、YOKEの事業にご支援、ご協力いただき厚く御礼申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

2024年は能登半島で発生した地震による甚大な災害で幕を開けました。被害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げるとともに、安心して暮らせる日が早く訪れることを祈っております。被災者には外国人も含まれ、情報の入手が困難であったり、地震の体験がなくて不安を抱いた人もいたであろうと推測します。私どもは、外国人の立場にたって、多言語による防災関連情報の提供や災害発生を想定した相談対応訓練などを実施し、災害に対するしっかりとした備えを行ってまいりたいと考えております。

さて、横浜市では、昨年に在住外国人の人口が11万人を超えました。今後も、技能実習制度及び特定技能実習制度の見直しなどの政府の方針の変化に伴い、ますます外国人人口が増加していくと見込まれます。また、ウクライナ侵攻の先行きは見通せず、避難生活が長期化していくなかで、避難民のニーズの変化を踏まえた継続的な支援が必要になっています。
このような変化に対応しながら、YOKEは、国籍、民族の違いに関わらず、誰もが人権を尊重され、安心して生活でき、ひとり一人が地域、学校、職場などで活躍できるような環境づくりに取り組んでまいります。多言語による相談や広報、日本語教育をはじめとした外国人や外国につながる人たち対象にした支援を行っていくばかりでなく、日本人と外国人をつないで、相互の文化を理解し共に生きる地域社会づくりに取り組んでまいります。
どうぞ皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

公益財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)
理事長 小野﨑 信之

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