YOKEからのお知らせYOKE事業報告

【報告】公益財団法人 横浜市国際交流協会 中期4か年計画2022-2025(令和4年度改訂) 市民意見募集へ寄せられたご意見と回答公開

2022年6月16日から2022年7月19日に実施されました公益財団法人 横浜市国際交流協会 中期4か年計画2022-2025(令和4年度改訂) 市民意見募集に寄せられたご意見と当協会の回答を公開します。

<意見1>
YOKEには、ラウンジが困っている部分の助け、連携、運営方法サポートなどをコーディネートしてほしい。ラウンジ運営指針にはYOKEが支援すると書いてあるが実情に合っていない

<YOKEから>
国際交流ラウンジに対するYOKEの支援は、国際交流ラウンジ協議会の事務局として、ラウンジのネットワークの強化や人材育成、ノウハウ支援などに取り組んでいます。今後の具体的な支援については、市の方針、YOKEの財源・体制などを踏まえ、検討していきます。

<意見2>
ラウンジに何を期待しているのか、ラウンジとしてどうするのかを示してほしい

<YOKEから>
国際交流ラウンジの位置づけや役割については、「横浜市国際交流ラウンジの設置及び運営に関する指針」に記されています。指針策定後の状況の変化などを踏まえ、指針の見直しについて市に求めていきます。

<意見3>
他ラウンジとの情報交換の機会を希望

<YOKEから>
今後も国際交流ラウンジ協議会を通じて、情報交換の機会を作ります。

<意見4>
各ラウンジとの横の連携強化のために、対面による情報交換を希望

<YOKEから>
今後も国際交流ラウンジ協議会を通じて、情報交換の機会を作ります。対面方式については、新型コロナウイルス感染症の状況などを踏まえ検討します。

<意見5>
コロナ後を踏まえたラウンジ・区役所とラウンジ運営、外国人支援を議論したい

<YOKEから>
今後も国際交流ラウンジ協議会を通じて、意見交換の機会を作ります。

<意見6>
市民通訳ボランティア(YOKEが事務局)と語学ボランティア(ラウンジ独自)制度の整理を希望。ボランティアは共通だが、事務作業はそれぞれに行っている。(登録や保険加入手続きなど)。制度を一つにまとめられると簡素化されるので助かる

<YOKEから>
ラウンジとの共同実施の通訳ボランティア事業と、ラウンジ独自の語学ボランティア制度の共通の課題について情報交換の機会を作ります。

<意見7>
ラウンジとしての対応はYOKEだのみである

<YOKEから>
今後も市と連携しながら支援していきます。

<意見8>
(ラウンジ間の分野別)分科会での共有が役に立つ。ラウンジ開設にあたり、YOKEが行った研修がよかった。YOKEの広報媒体も活用している。YOKEは相談しやすい

<YOKEから>
今後も、多文化共生の地域における拠点である国際交流ラウンジの支援に取り組みます。

<意見9>
情報や教室が鶴見ラウンジには他のラウンジに比べて多く、便利で良い

<YOKEから>
今後も、多文化共生の地域における拠点である国際交流ラウンジの支援に取り組みます。

<意見10>
興味のある内容の講座、関心の高い情報がYOKEにはあり、満足している

<YOKEから>
今後も、多文化共生の地域における拠点である国際交流ラウンジの支援に取り組みます。

<意見11>
普段YOKEがどのようなことをしているのかわからないため、多くの広報が必要ではないでしょうか

<YOKEから>
YOKEでは現在、ヨークピア(紙媒体)、facebookページ、メール配信等の手段を活用して広報を行っております。ウェブサイトのご確認および、各媒体へのご登録をいただけますと新しい情報を入手いただくことが可能です。ぜひご検討ください。

<意見12>
各ラウンジとの連携強化が必要ではないでしょうか。また、YOKEと横浜市国際局、各ラウンジとの連絡が取れているのかが疑問

<YOKEから>
YOKEが事務局を担う国際交流ラウンジ協議会を通じ、各ラウンジの連携に取り組みます。また、国際交流ラウンジやYOKEについては、市の施策として展開されていますので、今後とも国際局との連携に努めます。

<意見13>
今後、コロナ感染状況を踏まえた運営や外国人支援について議論する場が必要ではないでしょうか

<YOKEから>
新型コロナウイルス感染症の拡大に際しては、市民利用施設である国際交流ラウンジやYOKE運営施設の利用や、外国人からの相談対応や日本語学習支援については、市の方針に則り運営してきましたが、今後も必要に応じ感染予防に留意しながら取り組む必要があります。こうした取組については国際交流ラウンジ協議会を通じて情報交換・意見交換していく必要があると考えます。

<意見14>
ラウンジなどでの会場スペースが足りていない現状を解決してほしい。国際交流活動のサポーター同士が会話ができる機会の場を提供して欲しい

<YOKEから>
各国際交流ラウンジの活動の場については、運営団体と事業委託者である横浜市と協議・調整すべきものと考えます。

<意見15>
希少言語に対する市民ボランティアの充実を希望します

<YOKEから>
市民ボランティアの担い手を増やすため、市民にYOKEや国際交流ラウンジの取組をPRし関心をもっていただくことも必要と考えています。

<意見16>
希少言語については、YOKEからのタブレットが使いにくく(パスワードなどの各種設定があるため)、ほとんどポケトークを活用。YOKEタブレットを有効活用できるようにして欲しい

<YOKEから>
デバイスや翻訳ソフトの発展に合わせて、市民サービスの向上に努めます。また、タブレットを介した遠隔通訳のスタッフ研修等を行い、利用頻度の向上に努めます。

<意見17>
他のラウンジの交流イベントの情報を知りたい。役員などのリーダー向けのよりよい団体運営研修があればよいのではないでしょうか

<YOKEから>
「YOKEからのお知らせ」(メール配信)では、YOKEおよび市内国際交流ラウンジが開催する研修会やイベント情報を月2回配信しています。こちらで各ラウンジの交流イベントを確認することができますので、ぜひご活用ください。

<意見18>
港南ラウンジは駅近くにあり便利な反面、場所がわかりにくく、結果的に来客が少ない。もっと知ってもらう広報や発信等が必要ではないでしょうか

<YOKEから>
各ラウンジの設置場所などの情報は、YOKEのホームページ等で紹介しています。

<意見19>
スタッフが高齢化していて若手が少ない。担い手不足である。若い年齢層の方に来てもらう施策が必要ではないでしょうか

<YOKEから>
今後のラウンジの在り方については、関係機関とともに検討します。

<意見20>
コロナ禍で市民ボランティア依頼が増えてきている。今後も増えることが見込まれ、希少言語の場合、とても苦労する。今のうちにYOKEと対応策を詰めておいた方が良い

<YOKEから>
コロナや給付金など市民生活に影響の大きい案件については、積極的に情報発信します。また、希少言語については、情報機器や遠隔通訳の活用など、充実に努めます。

<意見21>
市民通訳ボランティア・語学ボランティアの区別、市民通訳ボランティア・学習支援の区別がわからない方が多い。

<YOKEから>
各制度やシステムの違いについて、わかりやすい説明に努めます。

<意見22>
横浜市YOKE主体ではなく、気軽に徒歩や自転車で足を運べる地域のラウンジを増やすべきです。神奈川区は、横浜市で外国人が3番目に多い区なのにラウンジがありません。是非、作って欲しいです。ここ数年で日本政府が外国人労働者を受け入れる姿勢に転向した結果、日本で出生した未就学児の外国人が横浜市だけで年間9000人と聞きました。その子供達が小学校に入って、先生や周りの日本人児童も混乱しないよう、今から外国人である親御さんのサポートを積極的にすべきとおもいます

<YOKEから>
国際交流ラウンジの新設については、市が方針を決め予算措置されることが重要です。YOKEとしても、設置要望を市に伝えていきます。また、新設にあたっては、必要な支援を行っていきます。

<意見23>
概要を読み、貴協会の目的を改めて理解することができた。以前在住外国人との日本語交流会に参加させて頂いた。コロナ禍が続く中で難しいとは思うが、ああいった取り組みは語学学習中で異文化に興味のある市民や外国人双方にとってメリットになるのでまた開催してもらいたい。

<YOKEから>
外国人との日本語交流会については、コロナの影響を受け見合わせていますが、今後機会を見て検討します。

<意見24>
私は、神奈川区に在住していますが、区内の学校に「国際教室」が増えていることを感じています。出生率も乳児でも、外国ルーツの子どもたちが多いと聞いていますので、数年後には、今以上に小学校に、外国ルーツの子どもが増えると予想できます。そこで、今のうちに… 
・学校内に、放課後気軽に寄れるような、学習支援教室を設置するよう、学校に問いかけてほしい。 
・外国籍の親御さんが、気軽に寄れるような居場所づくりを手伝ってほしい。 
を地域や学校と一緒に進めてほしいです

<YOKEから>
区にラウンジが設置されるときは、ご要望により立ち上げに向けた支援を行います。また、学校との連携事業も積極的に取り組みます。

<意見25>
そもそもこの計画自体が、ラウンジ関連にしか配架されていないということに驚きました(ネットで閲覧することができるにしても)。ラウンジのない区であれば対応するであろう窓口や各地のケアプラザや地区センター、また市民にも広く周知すべきではないでしょうか。街を歩いていても、外国人住民は増えていると実感します。困っている人ばかりではないと思いますが、言葉や文化の壁は少なからずあるはずですし、逆に意見を言ってくれるような外国人当事者もいるはずです。日本は外国人を労働力として呼びよせている面もあるのですから行政職員含め、地域の日本人側が意識することも大切ではないでしょうか。ぜひご検討をよろしくお願いいたします

<YOKEから>
本計画の概要版については、地区センター、コミュニティハウスのほか、区役所にも配架しています。計画全体の閲覧については、YOKEが運営しているラウンジ等で実施しました。

<意見26>
ドイツの「統合コース」のように、確立したカリキュラムや到達目標を設け、十分な学習時間を取り、日本語習得ができる施策へと大幅な転換をすべきだと考えます。地域日本語教室の支援者の高齢化が進んでおり、担い手の育成や、専門性を持った日本語教師がそのカリキュラムをチェックするなど質の向上も必要で、地域日本語教室では限界があります

<YOKEから>
横浜市域における地域日本語教育の体制づくり推進事業(横浜市委託事業)の実施を通じ、関係機関・団体とのより一層の連携促進を図りつつ、日本語教室の充実に向けて、引き続き取り組みます。

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