よこはま国際フォーラム2018&YOKE講座開催報告

よこはま国際フォーラム2018&YOKE講座開催報告

2018年2月3日(土)・4日(日)、「よこはま国際フォーラム 2018」が横浜市中区のJICA横浜で開催されました。(主催:よこはま国際フォーラム2018 プロジェクト) 同フォーラムでは、国際協力・国際交流・多文化共生・在住外国人支援などに関わる団体(NGO/NPO、行政機関、国際機関、学校など約40数団体)が多様な講座(約50講座)を開催。吉本興業所属のお笑い芸人「ガンバレルーヤ」の二人が登場し、国連が定めた「SDGs(持続可能な開発目標)」について考えるトークショーもありました。当日は天気にも恵まれ、多くの方々にご来場いただきました。(講座参加のべ人数:1,531人)ありがとうございました。同フォーラムでは、YOKEも3つの講座を実施しました。当日の内容は以下のとおりです。

【1】外国人住民の妊娠から子育てを地域でどう支えるか

 かながわ国際交流財団(KIF)とYOKEの共催で行いました。子育て支援者、外国人支援者、母子保健に関する行政関係者、外国人出身者、医療関係者、その他地域活動を行っている方々など60名ほどが参加されました。 まず、妊娠から子育て期における外国人支援のニーズ把握のために、外国人当事者から子育て経験談を紹介。次に、KIFより、財団の発行している多言語子育て支援ツールである「外国人住民のための子育てチャート」、「子育て応援キット」および「動画:外国人住民のための日本の子育て」の紹介をおこない、綾瀬市役所健康づくり推進課保健師より、行政としてかかわる外国人住民の出産と子育ての事例を紹介しました。さらに、YOKEからは、外国人住民への日本語支援と子育て支援のニーズが重なっていること、地域子育て支援拠点での日本語支援やYOKEの取り組みなど、横浜での子育て支援と日本語支援の事例紹介をおこない、さまざまな地域で外国人住民が安心して参加できる場づくりを提案しました。セミナーの後半には、参加者同士の意見交換の時間も設け、外国人住民の妊娠から育児を支えるために地域内での連携の大切さや活動の必要性を感じたなどという声を多くいただきました。今後とも、外国人住民の子育てに関してKIF・YOKEともども活動をさらに進めていきたいと思っています。

【2】外国につながる若者たちのチャレンジ~Rainbowスペースの取組から~

 なか国際交流ラウンジの「学習支援教室」を卒業した若者たち『にじいろ探検隊』のメンバー7名とコーディネーターの林錦園さんが、外国につながる子ども・若者のために、安心できる居場所としてRainbowスペースをたちあげた経緯や思いを語りました。外国につながる若者の自立をサポートするためには、「つながり」、「自己肯定感」、「アイデンティティーの確認」が不可欠であることが、セミナーの中で確認されました。自分達の経験を踏まえ、同じような悩みを持つ後輩や同年代の力になりたいとメンバーからは力強い発言がありました。会場ではYOKE坂本事務局長から、Rainbowスペースのように外国につながる当事者が居場所をつくることに一層意味があり、市内の各所でも同様の取組が広がっていくことに期待しているとのコメントがありました。当日は111名(第1部83人・第2部28人)の参加者から多数の質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。

【3】動き出した小学生と教員からの発信~子どもたちが学び・考え・進める国際協力~

 小学生が 横浜みなとみらい地区 パシフィコ横浜の「横浜国際協力センター」を訪問し、多文化共生のまちづくりや地球規模の課題に対する国際機関の取組を学び、「自分たちにできることは何か」を考え、「だれもが安心して、豊かに生活できる世界」を目指して、動き出しました。そうした活動について、横浜市立の3つの小学校(新石川小学校、西が岡小学校、榎が丘小学校)の児童・教員が発表し、胸に秘めた思いを語りました。会場の参加者からは「子ども達が世界の問題を〝身近なこと〟として〝何かしよう〟〝今、自分にできることは?〟と具体的に考え、頑張っている姿がとてもよかった」「子ども達の緊張した表情から一生懸命さが伝わってきた。心から伝えようとする姿が良かった」「子ども達が一生懸命がんばっているから、自分たち大人も何か動かなければならないと思った」「子ども達が自信をもった様子で大勢の人の前で学んだことを大人たちに発表できるのはとても意義がある」などの感想も聞かれました。(講座参加者93人)

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